空間認知力を使いこなす

京都府宇治市木幡御蔵山

声楽・ピアノ教室

木幡ピアノ教室・御蔵山ピアノ教室

Amabile音楽教室

重松 正美です




ピアノを練習するにあたって

スポーツや他のことと結びつけて

少し考えて欲しいのです。

バスケットボールを習いに行ってる生徒さん。


”ボールを受け取るときに何を考えてる?”

私から質問してみました。


”何も考えてないけどボールは受け取れてる”


なるほど!

ひとまず安心しました。

なぜ安心したのかと言いますと、

空間認知能力があるからです。

でもピアノを弾く時には活かせてない様子。

空間認識能力が低いと、次のような特徴が見られます。

距離や幅、高さをとらえることが難しく、物にぶつかったり、つまずいたりする

運動やスポーツでボールを投げる距離や速さの予測、跳び箱の踏切位置などの感覚を把握するのが難しい

物事の体系的な理解が難しく、理系科目が苦手になる

仕事では

文章やデータを正確に理解・整理することが難しく、文章理解や情報整理にも影響を及ぼす


バスケットボールを受け取る時に

どの場所に、どのスピードで、どのタイミングで飛んでくるか??

           ⇩

瞬時に考えて受け取っているのです。


ピアノでもその能力を活かして欲しいのです。


楽譜を読みながら次を予測する(次の楽譜を読む)


これができない生徒さんは多いのですが、

上記で話た生徒さんはバスケットボールではできてる様子


この能力をピアノで使わなければならないという

意識がないのです。

スポーツと同じように是非活かして欲しいです。

意識すればどんどん変わっていくと思います。


この話を一緒に来ていただいた保護者の方が

”そうだったんかー”と

感心しておられましたが、

勉強にも仕事にも生きてきます。


これから社会に出て経験していく中で

必要だと私は考えます。