弾きやすいピアノと軽いピアノの違い
宇治市木幡御蔵山
Amabile音楽教室
重松 正美です
年末あたりからグランドピアノが
本当に必要だなと感じています。
夏より習い始めた先生のレッスンは
とても充実していて、
弾きたい曲を練習しよう!!
と言ってくださいます。
過去に弾いた曲も再度レッスンしてくださって、
その時とはまた違う印象の
曲に仕上がってきています。
私のピアノはとにかく深く重く
かなり指が痛く、もう少し軽くならないかな
と悩んでいました。
ピアノを修理されてる業者の方に
相談したら、
業者 ”そんなの簡単に軽くできますよ~~”
私 ええ~~ 知らなかった…
調律のついでにしちゃいますので
伺って良いでしょうか??
あまりにも急な展開だったので
考えたいと言って電話を切りました。
その後に長年調律をお願いしている方に
電話で聞いたら、
”それは簡単ではないよ”
お話しくださった話をまとめると
その1 重さはピアノによって基準値が定められてるので
勝手に変えるのは本当は良くない。
その2 重さを軽くすれば確かに軽くなるけど
それは錯覚で、実際の指の運動量は増えてますとの事。
その3 制作会社の基準値を変えるので色々なところに
ヒズミが出る。
逆に弾きにくくなったりタッチが変わったり。
その4 グランドとアップライトは別物。
グランドの弾きやすさとアップライトの鍵盤の重さを軽くして
弾やすくするのは全然違うんですよ。
業者に問い合わせた時はこの説明はありませんでした。
結局は春先に調律の時期が来るので
その時に一番弾く真ん中あたりを試しに少し軽くして
様子を見ましょうと
電話を切りました。
鍵盤を軽くすれば弾きやすいですが、
タッチやピアノがおかしくなっちゃったら
元も子もありません。
そのピアノ本来の良さを
変えてしまうのはやっぱり
良くないんだなと思いました。
とても大切な相棒なんだし、
私ももう少しピアノの
本質的な事を学ばなきゃと
反省しました。
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